トヨタ自動車は2017年5月24日、豊田中央研究所と共同開発した3次元LiDAR「SPAD LIDAR」を「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展した。縦96×横202画素の距離画像を取得でき、反射率10%の物体の場合に距離70mまで計測できるという。自動運転時にカメラやミリ波レーダーと組み合わせて、前方の歩行者などを検知する用途を想定する。長距離まで検知できるが分解能に乏しいミリ波レーダーと、高分解能だが距離を把握しにくいカメラを補う技術と位置づける。
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