日立製作所は、同社従来品に比べてスイッチングの損失を大幅に削減できるIGBTを試作し、「PCIM Europe 2017」(2017年5月16~18日、ドイツ・ニュルンベルク)内のカンファレンスで発表した。同社が次世代のIGBTとして開発を進める、スイッチング損失の低減に向く「サイドゲート」構造を発展させたものである。今回は、駆動方法に改善とこの駆動方法向けのサイドゲート構造を設けることで、ターンオフ時のスイッチング損失を約3割削減した。
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