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新たな蛍光体層を採用し、X線感度をさらに向上

富士フイルムのデジタルX線画像診断装置

2016/04/21 20:40
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
展示品
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 既存の製品よりも少しでも“良いもの”を――。富士フイルムが「2016 国際医用画像総合展(ITEM 2016)」に出展したカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Smart S47」(14×17インチ)、「FUJIFILM DR CALNEO Smart S77」(17×17インチ)からは、そんな医療機器業界のスペック向上競争の活発さをうかがわせた。

 この2機種は、富士フイルムメディカルを通じて2016年4月15日に発売を開始した新製品。同社従来機種と比べて、X線感度の向上を図ったのが特徴だ。

 実は従来機種においても、独自技術の採用によってX線感度の高さは大きな特徴の一つだった。具体的には、一般的なパネル構造とは異なるX線照射面側にセンサーを配置する「ISS方式」と呼ぶ方式を導入するなどして、X線感度の向上を図っていた。

 今回はさらなるX線感度向上を図るため、従来機種の特徴を維持しながらパネルの内部構造を新たに見直した。まず、蛍光体に温度や湿度などの環境変化に強いGOS(ガドリニウムオキサイドサルファ)を使用。そして、大きな蛍光体粒子同士のすき間を小さな蛍光体粒子で埋めて密度を高めた蛍光体層を採用した。この結果、X線感度を示すDQE(Detective Quantum Efficiency)は、「GOS蛍光体で世界トップクラスの31%を実現した」(同社)という。

 また、「CALNEO Smart S47」においては、同サイズのバッテリー交換式カセッテサイズデジタルX線画像診断装置としては世界最軽量をうたう2.5kgを実現したことも特徴だとしている。

日経デジタルヘルス Special

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