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院内の各診療科情報を一元管理・保管、富士フイルム

IHE XDSに対応、地域医療連携への活用も

2016/04/11 17:17
増田 克善=日経デジタルヘルス
異なる診療科間や複数施設間でデジタル化された診療情報を共通ルールのもと、一元的に管理可能
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 富士フイルムは2016年4月11日、病院内の各診療科のシステムや異なるメーカーのPACSで保管されている診断画像や各種動画などの診療情報を一元的に管理・保管できる統合アーカイブシステム「SYNAPSE VNA(シナプス ブイエヌエー)」を発表した。富士フイルムメディカルを通じて同年4月15日より販売する。複数病院の診療情報も同様に集約・管理できるため、地域医療連携への活用も可能。「2016 国際医用画像総合展(ITEM 2016)」(2016年4月15~17日、パシフィコ横浜)に同製品を出展する。

 病院内で撮影されたCTやMRI、超音波画像診断装置による診断画像、内視鏡検査や手術動画などの診療情報((DICOM、JPEG、PDF、MPEGなどの形式)は、放射線科や循環器科など診療科ごとに専用のPACS やシステムで、それぞれ異なったルールに基づいて管理・運用されていることが多い。SYNAPSE VNAでは、こうした環境で管理されている診療情報を共通のルールで一元的に保管・管理する。そのため、すべての情報を各診療科システム専用のビューアから参照することが可能。患者ごとに複数の診療科の情報を一覧することもできる。また、診療情報を集約して保管できるため、各診療科のシステムを更新するたびに必要となるデータ移行が容易になり、作業およびコスト面の負荷を軽減するという。

 SYNAPSE VNAは異なるメーカーのPACS に対応しているため、グループ病院など複数施設間でも各病院の診療情報を共通ルールのもと、一元的に管理することが可能になる。また、施設間において医療ドキュメントを共有する国際標準規格であるIHE XDS規格に対応しており、地域医療連携を行う際の診療情報の共有基盤として活用できる期待がある。

 ストレージシステムのアーキテクチャーとしては、SAN(Storage Area Network)の他に、スケールアウトNASを採用でき、システムのディスク容量やパフォーマンスを自由に拡張可能。保管するデータ量が増加した際のストレージ領域の拡張に伴う管理作業の負荷を軽減できる。

日経デジタルヘルス Special

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