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術野映像を手術室外と共有、ベテラン医の助言仰ぐ

パナソニックが遠隔配信システム

2017/04/20 15:52
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 パナソニックは、手術中の術野映像を院内の会議室などに伝送し、治療内容に関して双方向でコミュニケーションできる「術野映像遠隔配信システム」を「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)に出展した。最大伝送帯域は10Mビット/秒で、フルHD画像を30フレーム/秒で伝送できる。

展示したシステム
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 多地点ビデオ会議に向ける同社の「HD映像コミュニケーションシステム(HDコム)」と、モバイル機器からビデオ会議に参加できるアプリケーション「HDコムモバイル」、および術野撮影用カメラから成る。HDコムの専用カメラで執刀医などの映像、専用マイクで手術室からの音声、術野撮影用カメラで術野の映像をそれぞれ伝える。伝送遅延を抑え、映像のちらつきを低減した。

 会議室側では、HDコムモバイルをインストールしたノートパソコンなどで、手術室からの映像と音声を受け取るとともに、会議室側の映像と音声を手術室に伝えられる。会議室にいるベテラン医が、手術室の執刀医に助言を送るような利用シーンを想定する。術野映像の遠隔配信システムはこれまでもあったが、手術室と会議室などの間で「双方向にコミュニケーションできるシステムは少なかった」(パナソニックのブース説明員)。

 大学病院などの大規模医療機関向けを中心に販売する考えで、既に提供を始めた。定価はHDコムの最小構成で60万円(税抜き)、術野撮影用カメラが100万円(税抜き)。

日経デジタルヘルス Special

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