医療機器の設計・製造に関する展示会「MEDTEC Japan」とその併設展示会の様子をレポートします。
■前回の「MEDTEC Japan 2016」の様子はこちら
2017年4月19~21日、東京ビッグサイトで開催
医療機器の設計・製造に関する展示会「MEDTEC Japan」とその併設展示会の様子をレポートします。
■前回の「MEDTEC Japan 2016」の様子はこちら
個人の健康情報を、銀行に預けるお金のように安全に取り扱う――。そんなプラットフォームとなる健康情報通帳「miParu」を、ミルウス(札幌市)と広島市立大学、サイバートラスト、デジオンが共同開発する。その構想を「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)におい…
スイスの大学が開発した電動外骨格「TWIICE」
椅子から立ち上がり、確かな足取りで一歩一歩前に進む。決して広くはないスペースだが、アシスト機器を身に着けた状態で聴衆の周りを歩いて回り、階段の上り下りまで披露した。そんな彼女の様子は「下半身の感覚が全くない」ことを感じさせなかった――。
日本電波工業が展示
日本電波工業(NDK)は、「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)において、スマートフォンにUSBで接続できる超音波プローブを出展した。スマートフォンに専用アプリをダウンロードすれば、最大24cmの深さまでの超音波画像を見ることができる。
白内障の術前検査に使うsantecの眼内寸法測定装置
角膜から網膜までを1枚の画像に表示し、眼中のさまざまな寸法を測る――。santecが「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)で披露した眼内寸法測定装置「ARGOS(アルゴス)」は、そんな機能を持つ装置だ。
外科医など長時間の立ち仕事を強いられる人の負担を軽減する“身に着ける椅子”。そんなコンセプトで作られたのが、ウエアラブルチェア「archelis(アルケリス)」。金型製作を行うニットーが、「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)で披露した。現在、販売を目…
FRONTEOヘルスケアは、FRONTEOの人工知能「KIBIT」を活用した製薬企業向けソリューションを「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)で紹介した。KIBITが得意とするテキスト分析機能などを生かし、製薬企業が扱う各種文書から重要度の高い情報を…
京セラが血流量センサーで提案
京セラは、皮下組織内の血流量を測定できる光学式センサーを開発し、「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)に参考出展した。ウエアラブル機器などに搭載することで、自律神経や血圧の調整機能、熱中症や脱水症状などを可視化できる。2018~2019年の商用化を目…
アルプス電気は、睡眠中などの体動や呼吸状態を非接触で測れるモジュールを開発し、「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)に出展した。「見守りモジュール」と銘打ち、クラウド型の高齢者見守りサービスなどへの応用を提案している。2018年ごろのサンプル出荷を目…
パナソニックが遠隔配信システム
パナソニックは、手術中の術野映像を院内の会議室などに伝送し、治療内容に関して双方向でコミュニケーションできる「術野映像遠隔配信システム」を「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19~21日、東京ビッグサイト)に出展した。最大伝送帯域は10Mビット/秒で、フルHD画像を30フレーム/秒…