カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR fine(エアロディーアール ファイン)」
カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR fine(エアロディーアール ファイン)」
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 コニカミノルタは、カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR fine(エアロディーアール ファイン)」を「2017国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)に出展した。同製品は2016年12月に販売を開始したもの(関連記事)。

 AeroDR fineの最大の特徴は、センサーパネルの画素サイズ100μmの高解像度を実現したこと。例えば「手指の骨など微細構造を確認する際に役立つ」(同社ブース説明員)という。撮影に応じて画素サイズを従来の175μmに切り替えることもできる。

AeroDR fineを使って撮影した手指。画素サイズ175μm(左)と100μm(右)
AeroDR fineを使って撮影した手指。画素サイズ175μm(左)と100μm(右)
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 撮影現場での使いやすさも追求した。パネル背面には窪みをつけ、検査技師が持ち運びしやすいよう工夫を施した。側面には丸みを持たせ、ベッドに寝ている患者に使用する際、体に当たっても痛くないようにした。

「SNiBLE(スナイブル)」で指先を撮影した様子
「SNiBLE(スナイブル)」で指先を撮影した様子
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 同社ブースではこのほか、整形外科で使用されることが多い超音波画像診断装置「SNiBLE(スナイブル)」も披露した。高周波広帯域のプローブで、「これまで見辛かった指先の筋や腱を鮮明に見られるようにした」(同社ブース説明員)。