AeroDR fineの最大の特徴は、センサーパネルの画素サイズ100μmの高解像度を実現したこと。例えば「手指の骨など微細構造を確認する際に役立つ」(同社ブース説明員)という。撮影に応じて画素サイズを従来の175μmに切り替えることもできる。
撮影現場での使いやすさも追求した。パネル背面には窪みをつけ、検査技師が持ち運びしやすいよう工夫を施した。側面には丸みを持たせ、ベッドに寝ている患者に使用する際、体に当たっても痛くないようにした。
同社ブースではこのほか、整形外科で使用されることが多い超音波画像診断装置「SNiBLE(スナイブル)」も披露した。高周波広帯域のプローブで、「これまで見辛かった指先の筋や腱を鮮明に見られるようにした」(同社ブース説明員)。