House氏
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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)はVR(仮想現実感)用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「PlayStation(PS) VR」の価格を明らかにした。この発表の翌日、報道機関向けに同社代表取締役 社長 兼 グローバルCEOのAndrew House氏への合同インタビュー(ラウンドテーブル)が開催された。以下、一問一答形式で質疑応答の概要を記す。

――PS VRの価格をなぜ399米ドルにしたのか。

 新しいハードウエアを出すときはいつも値付けを慎重に考えている。安すぎても高すぎてもよくない。バランスを取ることが重要で、その結果今回のような価格になった。

――PS VRでは、ハードウエア単体で利益が出るのか。それともエコシステム全体で利益が出るような事業モデルなのか。

 PS VR単体でも利益が出るので、短期から収益に貢献する。加えて、対応ゲームソフトなど、エコシステム全体でも利益が出る健全なビジネスモデルだ。