ソニーモバイルコミュニケーションズは2016年2月22日、スペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2016」においてプレスイベントを開催し、スマートフォンの新製品「Xperia X」シリーズや、イヤホン型デバイス「Xperia Ear」などの新製品を発表した。
イベントには、ソニー 代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)の平井一夫氏が登壇。「使う人に感動を与える製品作りが、ソニーの事業戦略のコアにある」と語りかけた(写真1)。
平井氏はソニー製品について、「機能だけでなく、エモーションの部分も重要だ。なぜソニーを選ぶのか。友人や家族に使っている製品を見せたとき、誇らしく思えるだろうか。そういうエモーションを大切にしている」と語った。
スマートフォンについては、「皆さんは1日に一体何度、スマートフォンをチェックするだろうか。150回や200回というデータもある。今日におけるあらゆるコミュニケーションのタッチポイントであるスマートフォンについて、今後もXperiaシリーズの製品を提供し続けていく」(平井氏)と語り、「新たなイノベーションにより、コミュニケーションの敷居を下げていく。人々がコミュニケートする方法を変えていく」(同)との方向性を示した。
新「Xperia X」シリーズを発表
モバイル事業については、ソニーモバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長兼CEOの十時裕樹氏が登壇した(写真2)。