連載
ISSCC 2017
2017年2月5日~9日、米国サンフランシスコで開催
目次
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パナの有機撮像素子、近赤外線域を撮影可能に
パナソニックは、可視光域と近赤外線域を撮影できる有機薄膜型イメージセンサーを試作し、「ISSCC 2017」で発表した。監視カメラやマシンビジョン、生体認証といった用途を想定する。
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スマホで960fpsの動画撮影を、ソニーがDRAM積層の撮像素子
ソニーグループ(ソニーセミコンダクタソリューションズとソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、ソニーLSIデザイン)は、DRAMを積層して1チップ化したCMOSイメージセンサー(撮像素子)を開発し、「ISSCC 2017」で発表した(講演番号:4.6)。スマートフォンをはじめとする携帯機器での利…
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EVモーター制御で「世界最速」、ルネサスが新PWMタイマー
ルネサス エレクトロニクスは、次世代電気自動車(EV)向け車載マイコンに集積するPWM(Pulse Width Modulation)タイマーとして「IMTS:Intelligent Motor Timer System」を開発した。このタイマーを使うことで、EVモーター制御の必須処理であるフィール…
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「世界最小電力」の光受信回路、富士通研とToronto大が開発
カナダUniversity of Torontoと富士通研究所は、光トランシーバー(光電変換)モジュール(以下、光モジュール)の新たなリファレンスレス(水晶発振器のない)受信回路を共同で開発した。従来に比べて消費電力を45%削減し、光受信回路としては「世界最小電力」(富士通研)だという。