東芝は、IEEE802.11axといった次世代高速無線LANに向けた12ビットのパイプライン・逐次比較型A-D変換器を開発した。「ISSCC 2017」ではその概要と実現手段などについて講演する。IEEE802.11axで求められる分解能と変換速度を実現しつつ、「電力効率(FOM)」(1変換当たりの消費エネルギー)を高めた点を特徴にする。電力効率とは、消費電力/(2有効分解能×変換速度)で求める値で、低いほど効率が良い。今回の場合、有効分解能9.9ビット、変換速度160Mサンプル/秒で、電力効率12.8fJ/変換を達成した。同種のA-D変換器(デジタル校正を用いない高速無線LAN用A-D変換器)の従来成果に比べて、「約1/3で、業界最高の電力効率」(同社)と胸を張る。

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