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ISSCC 2017

NXPらが超低歪の車載アンプ、アナログの注目講演

  • 永田 真=神戸大学、ISSCCアナログサブコミッテッィー委員
  • 2017/02/10 17:20
  • 1/3ページ

 ISSCCのアナログ分野のセッションとして「Session 5:Analog Techniques」があった。製品コンセプトと直結した、車載エレクトロニクスやセンサーノードのアナログ回路技術が紹介された。

 オランダNXP Semiconductors社とオランダTeledyne DALSA社は、車載機器向けオーディオアンプを発表した(講演番号5.1)。オーディオ帯域の全高調波歪は0.004%(1W出力時)と従来比1/10で、世界最高性能を達成した。D級アンプを基本構成とし、その外付けLCフィルター出力をA-D変換して、デジタル領域のフィードバックループを形成している。外付けフィルターの回路構成を簡素化し、また特性ばらつきを吸収できるため、モジュールのコストを低減できる。

 このようなD級アンプの構成法は従来より提案されているが、高速・広ダイナミックレンジのA-D変換器が必要で、そのコストが課題だった。今回、低遅延を特徴とするΔΣ型A-D変換器を新規開発し、0.14μm・25V BCDプロセスにより5チャネル×80W構成のオーディオアンプを1チップに集積することで解決した。講演後のデモブース(DS1)では、両社の技術者によりこのチップを搭載した試作モジュールとPC上のソフトウエアによるオーディオシステムが実演され、完成度の高さをアピールしていた。

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