東芝と東京大学は、SRAMを用いていたプロセッサー内のLast Level Cache(LLC)をSTT-MRAM(Spin Transfer Torque Magetoresistive RAM)で代替する技術を共同で開発した。半導体回路技術の国際学会「ISSCC 2016」(米サンフランシスコ)で詳細を発表する(Session 7.2)。発表前日の2月1日のデモセッションで、試作したSTT-MRAMのICと、プロセッサーに見立てたFPGA間でのキャッシュの利用を実演した。
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