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CeBIT 2017

センサーが顧客と企業を結び付ける、Software AGが語るIoT

  • 神近 博三
  • 2017/04/06 12:10
  • 1/3ページ

 「あらゆる産業において顧客と企業の間にデジタルディスラプション(Digital Disruption)による楔が打ち込まれつつある。企業はこれに対抗するためにIoTを用いた顧客中心のサプライチェーンや個別生産の仕組みを構築する必要がある」(Software AGのCEOであるKarl-Heinz Streibich氏)―――。ドイツの大手ソフトウエアベンダーであるSoftware AGは2017年3月21日、CeBIT 2017会場内で記者・アナリスト向けに「Using the Innovation Potential of Industry 4.0」と題するミーティングを開催し、デジタル変革時代におけるIoT(Internet of Things)の役割やSoftware AGの戦略を解説した。

Software AGのCEOであるKarl-Heinz Streibich氏

 デジタルディスラプションとはデジタル技術の波が既存のビジネスモデルに与える破壊的な影響のこと。例えば、中国Alibaba社は電子商取引のプラットフォームを企業に提供する代わりに顧客と企業を分断してしまう。

 この楔を取り除いて、企業自らが破壊者(Digital Disrupter)となるためには、家電や自動車といったハードウエアに組み込まれたセンサーが送ってくるストリーミングデータを分析して、顧客のニーズや新しいビジネスモデルを検討する材料をいち早く入手する必要がある。こうしたIoTの導入によって、流通業であれば流通プロセス改善による顧客中心のサプライチェーン、製造業であれば顧客の要望に応じた「個別生産」(Individualized Production)を実現できる。

 Software AGのCEO(最高経営責任者)であるStreibich氏によると、企業の情報システムはビジネスロジックに基づいてアプリケーションごとに構築された「古典的IT(Classic IT)」から、メッセージングシステムやAPI(Application Programming Interface)マネジメントツールを用いて小さなサービス単位「マイクロサービス」を連携させる「統合型マイクロサービスアークテクチャー」(Integration Centric Micro service Architecture)に移行しつつある。IoTはこの統合型マイクロサービスアークテクチャーを次の段階に進化させるものとなる。

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