ドイツ・ハノーバーで開催中の「CeBIT 2017」(3月20日~24日)の初日(20日)の午前9時30分から、日独首相がそろって会場を視察した。最初に、ホール4のジャパンパビリオンのステージで、安倍首相、メルケル首相の順で簡単な挨拶をした。
安倍首相は、「アンジェラ(メルケル首相のファーストネーム)との約束を守ることができた」と述べて、日本がカントリーパートナーとしてCeBIT 2017に参加したことを改めて報告した。メルケル首相は「日本のSociety 5.0は、ドイツのIndustrie 4.0の参考になる」と述べて、日本サイドを立てた。続いて、関係者や出展企業・団体の代表者との記念写真を撮った後で、会場視察になった。
ホール4のジャパンパビリオンには日本の企業・団体が83のブースを構えているが、両首相が訪れたのは5つ。日立製作所、ニチコン、NEDO、三菱電機、NTTである。
この記事の掲載当初、訪問した日本企業・団体のブースは5つとしていましたが、もう1つ「NTT」のブースを訪問していることが分かりました。お詫びして、タイトルと本文を訂正します。また、NTTブースでの写真を追加しました。現在、タイトルと本文は修正済み、写真は追加済みです。