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未来展望

スマホの勝者はロボット、クルマでも勝てるか?

  • 清水 洋治=技術コンサルタント、テカナリエ 代表取締役 上席アナリスト
  • 2017/05/09 05:00
  • 1/4ページ
図1 Dyson 360 eyeの分解の様子
[画像のクリックで拡大表示]

 上の写真(図1)は、英Dyson社が2015年末に発売した、スマートフォン(スマホ)連動のお掃除ロボット「Dyson 360 eye」の梱包箱と外観、分解途中の様子である。Dyson社は吸引力に定評のある掃除機やファンなしの扇風機など、いわゆる白物家電業界に旋風を呼び起こし有名になったブランドメーカーだ。そのDyson社が満を持して発売したお掃除ロボットが、この360 eyeである。

 発売は当初2015年初頭と発表されていたが、様々な条件での動作デバッグや機能改善などを徹底した結果、2015年後半まで改良が続き、販売開始が1年ほど遅れた。販売開始は遅れたが、畳とフローリングの部屋が共存し、段差の大きい日本家屋などにも対応できるお掃除ロボットとなった。その点でも気合の入れ方が伝わってきた。

 外観の特徴はシルバーの筐体とベルト駆動。他社のお掃除ロボットが車輪を用いているのに対して、360 eyeはベルト駆動式転輪を用い、段差を容易に乗り越える。さらに、筐体は一般的なお掃除ロボットより二回り小さい23cm径。狭いエリアに入り込んで掃除ができ、他社のロボット掃除機の4倍の吸引力(同社ホームページより)という圧倒的な能力を誇っている。

 スマホから操作ができるだけでなく、本体掃除機のソフトウエア・アップデートも自動でできるという利点も持っている。最大の特徴は、本体上部に備え付けられたカメラによる360度ビジョンシステムだ。1秒間に30枚の写真を撮影し、位置情報、マッピング処理が行われ、パノラマビューが内部で構成されるという。さらに壁、段差などの室内の形状を計算し、効率よい掃除を行うそうだ。

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