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テクノ大喜利

孫社長ですら過小評価、ARMはIoT時代に君臨する

【ARMの買収で笑うのは誰か】湯之上 隆氏

  • 2016/09/26 00:01
  • 1/6ページ

 電子産業の市場が力強く成長していくためには、活力に満ちた企業による競争と革新が欠かせない。だが同時に、多くの企業が安心して経営リソースを投入できる安定した市場環境も必要になるのではないか。

 競争と安定、多様と画一、割拠と寡占、これまで電子産業でブレークしてきた電子機器は、同じ市場の中にこうした相反する二面性を持っていたようにも見える。例えば、パソコンは、パソコンやアプリケーションソフトのメーカーは多様なアイデアを競い、数多くの企業が割拠し、熾烈な競争を繰り広げていた。その一方で、Intel社とMicrosoft社によるいわゆる「ウインテル体制」が、互換性の維持と着実な進歩を裏付けていた。スマートフォンでは、Apple社とGoogle社が、それぞれの切り口から、安定・画一・寡占の役割を演じていたように見える。

 IoTは、応用分野も、そこで使われる機器の形態も、極めて多様になることが予想される。そして、あらゆる業界の無数の企業が割拠し、業界を超えた競争を繰り広げることになるだろう。混沌の極致と言える市場だ。そんなIoTが安定成長していくためには、競争・多様・割拠にバランスする安定、画一、寡占が必要になるのではないか。

 今回の回答者である微細加工研究所の湯之上 隆氏は、IoT市場にバランスをもたらす存在として、ARM社が安定・画一・寡占をもたらすことができるか検証した。(記事構成は伊藤元昭)

湯之上 隆(ゆのがみ たかし)
微細加工研究所 所長
 日立製作所やエルピーダメモリなどで半導体技術者を16年経験した後、同志社大学で半導体産業の社会科学研究に取り組む。現在は微細加工研究所の所長としてコンサルタント、講演、雑誌・新聞への寄稿を続ける。著書に『日本半導体敗戦』(光文社)、『電機・半導体大崩壊の教訓』(日本文芸社)、『日本型モノづくりの敗北−零戦・半導体・テレビ−』(文書新書)。趣味はSCUBA Diving(インストラクター)とヨガ。

【質問1】ソフトバンクは、IoTに関連する業種、企業が数ある中で、なぜ半導体業界のARMを買収したいと思ったのでしょうか。
【回答】 ITで世界制覇を成し遂げるため

【質問2】ソフトバンクがARMを買収することで、最も影響を受ける企業はどこでしょうか。
【回答】 それはもちろんソフトバンクだ

【質問3】ソフトバンクによるARMの買収は、半導体業界にとって幸せな結果をもたらすのでしょうか。
【回答】 IoTの普及を加速し、世界の半導体業界を活性化させるだろう

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