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テクノ大喜利

NVIDIAのGPUはそもそもゲーム向け、AIの強豪はそこを突く

【時代の寵児NVIDIAの行方】和田木哲哉氏

  • 伊藤元昭=エンライト
  • 2017/02/15 00:01
  • 1/4ページ

 2017年1月に開催された「CES 2017」では、開催前夜 基調講演の大役をNVIDIA社 Founder兼CEOであるJen-Hsun Huang氏が務めた。

 同展示会では、毎日のように基調講演が開催されるが、開催前夜の枠は特別な意味を持っている。2000年から2008年までは、Microsoft社のBill Gates氏が連続して登壇し、年頭に電子業界の盟主からその年のご託宣を聞く場として定着した。2009年から2012年までは同社後任のSteve Ballmer氏が、2013年はQualcomm社、2014年はIntel社、2015年はSamsung Electronics社、2016年はVolkswagen社と、それぞれの年の電子業界の話題と空気を映した講演者が引き継いできた。NVIDIA社が、前夜の基調講演に立ったことは、同社が電子業界の今を映す顔として認定されたことを示している。

 確かに近年のNVIDIA社の快進撃は、目を見張るものがある。ディープラーニングや自動運転、仮想現実感(VR)、さらには高度な科学計算を行うハイパフォーマンス・コンピューティングなど、同社の主力製品であるGPUは、急成長が期待される分野で多く利用されている。特に自動運転の分野では、早くからAudi社との協業を進め、ZF社、Bosch社、Daimler社と、先進性と堅実性を併せ持つドイツ企業を中心に裾野を広げてきた。もはや、高精細なグラフィックスを駆使したゲームを動かすアクセラレーターを提供する会社という旧来の同社のイメージは過去のものになっている。

 ただし、成長市場を数多く抱えていることから、強力な競合の存在、戦力分散のリスクなど不安要因もある。今回のテクノ大喜利は、「時代の寵児NVIDIAの行方」と題して、同社の行方をあぶり出すため、競合企業の目線から、同社ビジネスの弱点や攻め手を考えていただいた。最初の回答者は、野村證券の和田木哲哉氏である。
(記事構成は、伊藤元昭=エンライト

和田木 哲哉(わだき てつや)
野村證券 グローバル・リサーチ本部 エクイティ・リサーチ部 エレクトロニクス・チーム マネージング・ディレクター
 1991年東京エレクトロンを経て、2000年に野村證券入社。アナリストとして精密機械・半導体製造装置セクター担当。2010年にInstitutional Investor誌 アナリストランキング1位、2011年 日経ヴェリタス人気アナリストランキング 精密半導体製造装置セクター 1位。著書に「爆発する太陽電池産業」(東洋経済)、「徹底解析半導体製造装置産業」(工業調査会)など

【質問1】NVIDIA社の最大の競合はどこだと思われますか。
【回答】マルチコア・プロセッサーの提供企業

【質問2】最大の競合の視点から、NVIDIA社のビジネスの弱点はどこにあると思われますか。
【回答】 AIへの最適化は途上であるということ

【質問3】NVIDIA社に対抗するための戦略・施策としてどのようなものがあると思われますか。
【回答】オープン&クローズド戦略

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