エレクトロニクス業界で2015年に話題に上がった言葉、2016年に新しい潮流を生みそうな言葉について考えていただいたテクノ大喜利。今回の回答者は、アナリストの立場から、IHSテクノロジーの大山 聡氏である。(記事構成は伊藤元昭)

大山 聡(おおやま さとる)
IHSテクノロジー 主席アナリスト

1985年東京エレクトロン入社。1996年から2004年までABNアムロ証券、リーマンブラザーズ証券などで産業エレクトロニクス分野のアナリストを務めた後、富士通に転職、半導体部門の経営戦略に従事。2010年より現職で、二次電池をはじめとしたエレクトロニクス分野全般の調査・分析を担当。

【質問1】2015年に最もインパクトを感じた出来事、潮流を1つだけお聞かせください?
【回答】 Avago社が自分よりも事業規模の大きいBroadcom社を買収したこと

【質問2】2016年には廃れるまたは下火になると思われる言葉を1つだけお聞かせください?
【回答】「IoT」という言葉は、使用頻度が下がると思われる

【質問3】2016年に大きな動きにつながりそうな、気になる言葉を1つだけお聞かせください?
【回答】「ドローン」の活用方法が多岐に及ぶことで、大きな動きにつながる可能性がある