エレクトロニクス業界で2015年に話題に上がった言葉、2016年に新しい潮流を生みそうな言葉について考えていただいたテクノ大喜利。今回の回答者は、技術コンサルタントの立場から、テカナリエの清水洋治氏である。(記事構成は伊藤元昭)

清水洋治(しみず ひろはる)
技術コンサルタント
ルネサス エレクトロニクスなど半導体メーカーにて、1984年から2015年まで30年間にわたって半導体開発に従事した。さまざまな応用の中で求められる半導体について、豊富な知見を持っている。2015年から、半導体、基板、およびそれらを搭載する電気製品、工業製品、装置類などの調査・解析、修復・再生などを手掛けるテカナリエの上級アナリスト。

【質問1】2015年に最もインパクトを感じた出来事、潮流を1つだけお聞かせください?
【回答】 MediaTek社やHiSilicon社が世界のチップ開発をリードし始めた

【質問2】2016年には廃れるまたは下火になると思われる言葉を1つだけお聞かせください?
【回答】マイコン・・・これに尽きる

【質問3】2016年に大きな動きにつながりそうな、気になる言葉を1つだけお聞かせください?
【回答】オリジナルCPU、老舗にはできないこと