肩書きに自分を合わせる
「社長とは”成る”ものである。」
スタートアップ界の諸先輩は、表現は違えども異口同音におおよそこのようなことを仰います。
どんな伝説の社長も、帝王としての素質が生まれついてあったのではありません。“ぶかぶか”な肩書きに自分を合わせるように背伸びしながら、一日一日困難を積み重ねて「社長」になっていくわけです。
シリコンバレーの著名な投資家であるベン・ホロウィッツ氏の著書『HARD THINGS』(日経BP社、原題:The Hard Thing About Hard Things)にこんな一節があります。
「もしあなたが創業CEOで、自分がCEOとして無能だという意識を振り払えず、会社がどんどん成長していき、『いったい何をしていいのか分からない』と感じるなら、CEOクラブへようこそ。」
そう、ようこそ。