今回もハイウェイテクノフェアの会場には、様々な道路整備を効率化するための技術、道路の安全を高めるための機器が並んでいた。そんな中、高速道路の逆走を検知するシステムを、それぞれ異なるセンサーを用いて提案している企業がいることに興味を覚えた。
自動車部品のメガサプライヤーであるデンソーは、LIDARを用いて逆走を検知する技術を開発した。これは広いセンシング範囲を誇る同社製のLIDARをインターチェンジの合流地点内側に設置。合流車線から本線に入る際、誤って本線を逆走するクルマがあれば検知できる仕組みだ。出口ランプにもLIDARを設置すれば誤進入も検知できる。