みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今回は金曜日のイレギュラー掲載ですが、ヨタはキッチリと飛ばしますのでよろしくお願い申し上げます。
9月24日から始まるフランスレストランウィーク2016の前哨戦とも言えるイベントに、ゲストとして参加して参りました。厳正なる抽選で選ばれた24組48名の幸運なお客様の前で、AneCanの美人読モ嬢のお二方と、“フランス料理について語る”というものであります。
イタリア料理に比べると、現状は圧倒的に旗色の悪いフランス料理。彼女たちもやはりお友達同士、自腹で行くお食事会は圧倒的にイタリア料理の方が多いそうです。男性負担のデートでも、フランス料理には「あまり行く機会がありません」と。
フランス料理は値段が高そう、敷居が高そう、カロリーが高そう、と負の三高に加え、マナーがやかましい、メニューが分かり辛い、よって注文も面倒臭そう……とまあ、お話を伺うと「行かない理由」はいくらでも出て来ました。もっとカジュアルに、気楽にフレンチを楽しんでこう、というのがこのイベントの主たる目的なのです。
何にせよ9月24日から10月9日までの間、このイベントに賛同している全国550ものフランスレストランで、指定メニューが5000円で食べられちゃうという大盤振る舞い。この際ですから気軽にフレンチしちゃいましょう。
予約開始は9月14日から、ホットペッパープレミアムレストランガイドから予約可能です。人気店は当然スグに埋まってしまいます。要は早い者勝ち。応募時期が近付いたら、改めてまたお知らせしましょう。
食い物ネタが続きますが、こちらは都内のレストランで開催された、ワイン好きの方のお誕生会。何とオーパスワン・ワイナリーからお誕生日のお祝いに、とインペリアルボトルが送られて来ていました。
こんなレア物が送られてくるのも、事業者でなく、個人として楽しむ分としてはダントツの量を毎年購入されておられるS氏だからこそ。「フェルさん、今度は現地で飲みましょう。私の樽が有りますから」と平然とお誘い頂きましたが、そう簡単に行けるもんじゃござんせんよ。
味は通常ボトルよりもややまろやかな印象でした。同じ年の産でも、樽で買うとさらにまろやかなのだそうです。
そうそう。食といえば噂の熟成鮨、東京・二子玉川の㐂邑へ行ってきました。
短いネタで3日半、長いものだと60日も寝かすのだそうです。これは美味しかった。鮨のネタは新鮮であればあるほど良いという常識を覆した店主の木村さん。開業して数年は相当ご苦労なさったのだとか。
今はもう超がつく予約困難店です。ネタだけでなく、固く炊いたシャリも秀逸。複数の酢をブレンドして使った酢飯は非常に深い味わいでした。
さてさて、それでは本編へと参りましょう。
4代目プリウスの開発責任者、豊島浩二さんのインタビュー。今度こそ本当に最終回です。