みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今回も明るく楽しくヨタ話から参りましょう。

 フジテレビのネットTV「ホウドウキョク」に出演して参りました。4カ月ぶり、2度目の登場であります。

しかしマスクマンを真面目な情報番組に使うとは、フジテレビも度胸あるよなぁ……。
しかしマスクマンを真面目な情報番組に使うとは、フジテレビも度胸あるよなぁ……。

 今回は「自動運転の最前線」について話してきました。当初は30分の予定だったのですが、興が乗って50分も……。こうしたフレキシブルさがネットTVの真骨頂でしょう。

 それにしても、スタジオのピリッとした緊張感というのは実に良いものです。厳しい職場なのでしょうね。キビキビと走り回る若いAD諸君が印象的です。彼らも徐々に仕事を覚えていって、何れは一つの番組仕切るようになるのでしょう。

短い天気予報の間に弁当をかき込む美人アナウンサー嬢。
短い天気予報の間に弁当をかき込む美人アナウンサー嬢。

 私は本番少し前にノコノコ現れて、適当に喋ってサッサと帰ってしまえば良いのですが、本職の方々はそうは行きません。朝から番組の打ち合わせで、食事の間もなく本番が始まってしまう。かくして僅か30秒の天気予報の間に足元に隠してあった弁当をガガっと召し上がる訳です。プロというのは大変なもんです。

ミシュラン日本広報の橋本氏と小林氏。代々木上原のミシュラン星獲得店で一杯。
ミシュラン日本広報の橋本氏と小林氏。代々木上原のミシュラン星獲得店で一杯。

 今年の冬にブラっと地元のタイヤ店にスタッドレスを買いに行ったら、店主に「Gクラスみたいに重たいクルマにはミシュランが良いよ」と、よく分からない理由で薦められたのが私のミシュランデビューでした。これがまたドライと変わらぬ程に優れた高速性能。そして安心の雪上グリップ力。

 後日トライアスロンの会場でミシュラン日本・広報の橋本さんに会った時に、「ミシュラン凄く良かったですよ!」と伝えたら、それじゃ飲みましょうと相成った訳です。何が「それじゃ」なのかよく分かりませんが、ともかく楽しゅうございました。

 当欄のタイトルは「走りながら考える」。クルマだけじゃなくて、タイヤの事も書かなくちゃいけません。ついでと言ってはナンですが、橋本さんに取材のお願いをしておきました。近々タイヤについて掘り下げた記事をお届けできると思います。

 4代目トヨタ・プリウスの開発責任者、豊島浩二さんも仰っていましたが、クルマの性能は、タイヤに依存するところが非常に大きいのです。いくらクルマが頑張っても、タイヤがショボければロクに走ることもできませんからね。

そしてこちらは枻出版の島貫さんと古岸嬢。
そしてこちらは枻出版の島貫さんと古岸嬢。

 枻出版(エイ出版、と読みます)は10月に新しい食の雑誌「buono」を、今時イキナリの月刊で創刊します。食といえばフェルということで、豪華2ページの連載を持たせて頂くこととなりました。

 島貫さんに連れてこられた入社間もない古岸さん。「このコが担当しますから」と紹介されて、「え?私が?」と真剣にキョトンとされておられました。ここに来るまで聞いていなかったようです。

 大変ですよ私の担当は。みんな泣いていますからね。新人さんには厳しい仕事になるでしょうが、これも試練と思い耐えてください、人間辛抱です。

早朝の京都御所。清浄な空気が流れています。
早朝の京都御所。清浄な空気が流れています。

 全く脈絡がありませんが、京都御所に行ってきました。早朝に敷地内をゆっくりランで巡って来たのですが、明らかに周囲と空気が違いました。「気が良い」というのはこういう場所のことを言うのでしょう。

 さてさて、それでは本編へと参りましょう。4代目トヨタ・プリウスの開発者インタビュー第5回です。