みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
年明け早々、慌ただしくスキーに行ってまいりました。(編集部注:本記事は日経ビジネスオンラインからの再録のため、掲載時期が異なっております。)
年末に訪れた札幌は50年ぶりの大雪だったのに、白馬のスキー場は深刻な雪不足でありました。
五竜より手前のスキー場は殆どが閉鎖状態。雪が無くては商売になりません。
低迷が続く小規模なスキー場は、今年の雪不足が冗談抜きでトドメの一発となる可能性もある。何年か前に、スキー場を次々に買収して再生している企業幹部とお話をした際、
1:標高が低い
2:面積が狭い
3:有名スキー場に隣接している
この3つの要素を持つスキー場はどんなに安くても(たとえタダでも)絶対に買収しないと伺いましたが、なるほど、彼の見立てはまことに正しかった。
とまれ、これからドカ雪が降ることを祈りましょう。
今回のツアーは大町の温泉街に宿を取り、ノンビリ温泉に浸かって八方まで伸すというプランでした。
ところが愛する八方尾根は、下半分のコースが全面閉鎖で、ゴンドラで降りて来なければいけないという惨状でありました。やむなく近くのスキー場へ移動したのですが…。
こりゃタマランとレストランに逃げ込むと、そこには過日のゲレ食が待っているのでありました。
レストラン内を見渡すと持参したコンビニ弁当を堂々と広げて食べている若い衆が何組もいる。カツカツの人数で回しているのでしょう、それを取り締まる店員もいない。他に選択肢の無い場所だから、イヤなら食うな、ということなのでしょうが、これでは「二度と来ない」か「俺も次から弁当持ってこよう」の二択にしかならないでしょう。レッドブルが1本400円で販売されていたのには笑いました。
で、翌日は白馬を諦めて晴天率85%を謳う富士見パノラマスキー場へ。こちらは看板に偽り無く見事に晴れ渡っておりました。
とはいえこちらも完全な状態ではなく、急斜面で着雪しにくいコースは未だオープンできず。開場時間中もセッセとスノーマシンを回しておられました。
今週末はまた北海道に滑りに行く予定です。東京マラソンに向けて練習しなくちゃイカンのに…。あ、そうそう、先週のヨタ話に載せた寿司ネタの件、BINGOの方が2名いらっしゃいました。正解は”ニシン”です。北海道の方でしょうか、よくお分かりになりましたね!
さてさて、それでは本編へと参りましょう。
日産セレナの開発者、第二製品開発本部第二製品開発部第三プロジェクト統括グループDCVEの磯部博樹さんのインタビュー続編です。