斉藤 それは僕も感覚がすごく近いところがありますね。結局最後は人の縁を大事にしているので、「大きいくくりの中で見ると自分のビジョンとつながっている!」と意気投合すると、突然その方向へ進んでいくということが起きる。今、僕も三ちゃん経由でプロレスで何かやろうという話になっていて(笑)。

浅水 介護とプロレス(笑)。

斉藤 介護版ビットバレーは若い男性には刺さるだろう、でも女性にはどうかなと考えて、モデルとかスポーツ選手とか影響力のある人と何か仕掛けようとあちこちにアプローチしていたら、Settennで大阪プロレスと提携しましょうという話になったんです。

三反田 単純に斉藤さんがプロレス好きだって知っていたから(笑)。いや、大阪プロレス側から介護業界と何かしたいという話があって、だったらプロレス好きな斉藤さんに紹介するのが早いなって。だから最初からノリノリでしたよね。

 僕らは、最初は狙ってやるってことは意外と少ないんですよね。あとは動きながら考えて仮説と検証を繰り返して、だんだん狙いを絞っていくというやり方です。だからやってみてイマイチのときもあるし、その意味では失敗も多いんだけど、止まることなくチャレンジはとにかくたくさんしている。

浅水 そうですね。