米国時間2017年1月5日から8日まで、米国ラスベガスで世界最大のコンシューマエレクトロニクス展示会「CES 2017」が開催された。今回を含めて、筆者はここ数年のCESにすべて参加してきたが、改めて振り返ると、2014年はIoT祭り、2015年と2016年は自動車祭りだった。

 今年のCES 2017は50回目の節目。展示ホールには中華街やコリアンタウンのごとく、特定の国からの出展企業のブースがひしめくエリアがあった。もちろん、日本からも数多くの企業が出展していた。今回は特別編として、CES 2017出展企業の中から世界に挑む日本企業を紹介する。

CESの50周年を祝うオブジェ
CESの50周年を祝うオブジェ
多くの人がサインや思い思いの言葉を書き込んでいた
[画像のクリックで拡大表示]
別館の展示ホール
別館の展示ホール
ホール内は立ち止まる余地もないほど多くの人が行き交う。奥に電子血圧計や制御機器などで有名なオムロンのサインが見える
[画像のクリックで拡大表示]