ドイツBMW社のフラッグシップである「7シリーズ」が、全面改良した。1977年の初代から数えて6世代目となる。
前型と車体寸法はほぼ同じだが、CFRP(炭素繊維強化樹脂)を客室中心に使い、前後の衝撃吸収エリアにアルミニウム合金を用い、そして超高張力鋼板も使うという複合車体構造により、130kgもの軽量化を果たしている。
試乗したのは、今回日本に市場導入される新型7シリーズでもっとも廉価なモデルの「740i」で、エンジンは、3.0L直列6気筒ターボエンジンである。これに8速AT(自動変速機)が組み合わされる。