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御堀直嗣の注目新車インプレッション

「メルセデス・マイバッハSクラス」、マイバッハ復活も固有の価値は見い出しにくい

  • 御堀直嗣=モータージャーナリスト
  • 2017/10/16 05:00
  • 1/2ページ

 ドイツのMaybach氏は、20世紀初頭にダイムラーと共にガソリンエンジン自動車の開発をした技術者である。その後独立して、飛行船のエンジンや高級車を開発し、販売した。戦後、DAIMLER BENZ社の傘下となり、独自車両の開発は行われていない。そして、DAIMLER CHRYSLER時代の2002年に、マイバッハの車名が復活した。

真横から見ると、Sクラスのロングボディより200mm長いホイールベースの効果が良く分かる
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 マイバッハ57と62という二つの車種を用意したそのクルマは、Mercedes-Benz S Classを基にしたとはいえ、外観は全く別車種として登場したが、その一代で廃止となった。間を置いて、Sクラスの一車種としてマイバッハが再び登場する。

メルセデス・ベンツSクラスの一車種として復活したマイバッハ
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 「メルセデス・マイバッハSクラス」は、排気量4.0LのV型8気筒直噴ツインターボエンジンの後輪駆動(FR)、4輪駆動(4MATIC)、そして、6.0LのV12気筒ツインターボエンジンの計3車種がある。今回試乗したのは、V8エンジンで4輪駆動のS560 4MATICである。ちなみにV12エンジン車は2017年12月ごろからの納車となる予定だ。

かつてのマイバッハのマスコットではなく、現在はメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターのマスコットとなる
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 S560 4MATICの場合、エンジンとトランスミッションは、メルセデス・ベンツのS560 4MATIC longと同じ性能である。ただし車体は、全長と全幅がより大きくなり、200mm長くなったホイールベース分は、後席のゆとりにすべて使われている。また、車両重量は、メルセデス・ベンツのS560 4MATIC longに比べ、100kg以上重くなる。

ややふわっとした乗り心地だが、速度を上げていくほどに路面に吸い付くような安定した走りを体感する
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 その重量増分は、運転してすぐに気づかされる。発進で、アクセルペダルの踏み込みに対しやや物足りなさのある出足であるのと、いかにも重いといった重量感を覚えさせ、ゆったりとしたクルマの動き方であるためだ。

後席が主役であること実感する後席の広さ
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