試乗車は、標準グレードとなるE200アバンギャルドの上級モデルとなるスポーツ。19インチ径で前後サイズの異なる超偏平タイヤを装着する
試乗車は、標準グレードとなるE200アバンギャルドの上級モデルとなるスポーツ。19インチ径で前後サイズの異なる超偏平タイヤを装着する
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 ドイツDaimler社メルセデス・ベンツブランドの「 Eクラス」が、全面改良をした。今回の試乗は、4ドアセダンのみである。「Sクラス」「Cクラス」同様の、ややボディー後端が下がった丸みを帯びたスタイルとなり、全長は長くなったが、全幅は前型に比べ若干狭くなっている。また、車高もわずかに低くなった。

 デザインの共通性が進み、一見したところ遠目ではSクラス、Cクラスとの見分けがつきにくい姿となった。このデザインは、Cクラスにはより堂々としたたたずまいとなり、Sクラスはより流麗になり、そうした見栄えが、クラスごとの差を見えにくくしている。全体的にメルセデス・ベンツがよりプラミアム性を高めていると同時に、優雅さや空気抵抗への対応に共通の手法を採り入れはじめたからだろう。

 試乗車は、直列4気筒直噴ガソリンターボの「E200アバンギャルドスポーツ」である。新型Eクラスは、全車にレーダーセーフティパッケージが標準装備されている。

幅と奥行きが十分にある荷室。トランクリッドを開けると、赤いランプと、三角表示板の一部が赤く見えるのは、接近する他車に対する視認性確保の安全策
幅と奥行きが十分にある荷室。トランクリッドを開けると、赤いランプと、三角表示板の一部が赤く見えるのは、接近する他車に対する視認性確保の安全策
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排気量2.0Lの直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンは、最高出力135kW、最大トルク300N・mの性能。燃費は、JC08モードで14.7km/L
排気量2.0Lの直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンは、最高出力135kW、最大トルク300N・mの性能。燃費は、JC08モードで14.7km/L
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