フランスPeugeot社の新型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「3008」は、「308」で採用した新プラットフォームを使うほか、ステアリングホイールの上からメーターを見通す「i-Cockpit」などを採り入れた。2017年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞した。
競合車種と考えられるのは、Volkswagen社のTiguanやAudi社のQ3あたりといえるだろう。新型3008は、前型に比べ全長以外はそれほど大きさを変えていないが、見た目の印象は、より勢いのある壮快さを覚えさせ、魅力的に映った。
今回試乗したのは3008 GT Line DEBUT EDITIONで、エンジンは、排気量1.6L直列4気筒ガソリン直噴ターボである。変速機は、6速ATが組み合わせる。そして駆動方式は前輪駆動のみで、4輪駆動の設定はない。