ドイツBMW社は、昨年の「X5 xDrive40e」以降、PHEV(プラグインハイブリッド車)を矢継ぎ早に市場導入している。その一台が、FF(前部エンジン・前輪駆動)方式を基にした「225xe Active Tourer」だ。
225xe Active Tourerは、前輪駆動用のエンジンと駆動系はそのままに、後輪側にモーター駆動を追加し、プラグインハイブリッド化をしている。
エンジンは、1.5L直列3気筒ターボで、これに6速AT(自動変速機)が組み合わされる。このエンジンは最高出力100kW(136PS)で、後輪用モーターの最高出力は65kW(88PS)であり、単純に足し算をすればシステム出力は165kW(224PS)となって、これは2.0Lのガソリンエンジン車「225i xDrive Active Tourer」の170kW(231PS)に近い値を得ていることになる。