ドイツAudi社で最も小型のSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)となる「Q2」が新登場した。Audi社のSUVはこれまで、上から順に「Q7」「Q5」「Q3」となっており、Q3が最も小さなSUVだった。

 Q3の全長は4.4mとそれほど大きいわけではないが、今回投入したQ2はさらに短い4.2mとなる。また車幅は1.8mを切って1.795m。そして車高は1.53mで、立体駐車場に止められる寸法に抑えられているのが特徴だ。ちなみに、Q3だと全高は1.615mとなり、立体駐車場の基準とされる1.55mを超える。

 またQ2では、Audi社のSUVにおける新たな外観デザインが採り入れられ、Audi特有のシングルフレームグリルが従来の六角形からQ2で八角形となった。
 前置きが長くなったが、Q2と対面して感じたのは、新しいデザインの採用によるためか、それほど小さなクルマと思えない存在感があることだ。小さくても、貧弱な感じがしない。

新登場のAudi Q2は、今度のアウディデザインにおけるSUVの顔となる八角形のグリルを採用している
新登場のAudi Q2は、今度のアウディデザインにおけるSUVの顔となる八角形のグリルを採用している
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リアクォーターのピラーの色違いの塗装が、一つのデザイン的なアクセントとなっている
リアクォーターのピラーの色違いの塗装が、一つのデザイン的なアクセントとなっている
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