SUBARU(スバル)は、「インプレッサ」をベースにクロスオーバーSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)モデルに仕上げた「XV」を全面改良した。SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用する車種としては、2016年のインプレッサに続いて2車種目となる。

 XVは、全モデルがAWD(4輪駆動)となり、インプレッサのAWD車に比べ車種によって40~50kg車両質量が重くなる。また、最低地上高が、インプレッサの130mmに対し70mm高い200mmとなり、重心が高くなった時の新プラットフォームの効果がどうなるかというところが試乗の焦点である。

 新型XVの発売は5月24日からということで、今回は私有地を使った試乗となった。また、先代XVとの比較試乗をすることもできた。

新型XVのイメージカラーであるクールグレーカーキ色の2.0i-S Eyesight
新型XVのイメージカラーであるクールグレーカーキ色の2.0i-S Eyesight
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メーカーオプションとなるルーフレールを装着すると車高は1595mmとなるが、装着しなければ1550mmで、立体駐車場にも入れられる
メーカーオプションとなるルーフレールを装着すると車高は1595mmとなるが、装着しなければ1550mmで、立体駐車場にも入れられる
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