イタリアのLamborghini社で、最多販売車種となった「Gallardo（ガヤルド）」の後継が、今回試乗をした「Huracan（ウラカン）」だ。Huracan LP 610-4の車両本体価格は2970万円で、装備されたオプションも加えると3360万円を超えるスーパーカーである。
試乗をしたのはHuracan LP610-4。4輪駆動のスーパーカーだ
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搭載されるエンジンは、排気量5.2LのV型10気筒で、自然吸気ながら最高出力は448kW（610PS）に達する。変速機は、ツインクラッチ式の7速だ。また、4輪駆動であることも特徴の一つである。
1999年にドイツのAudi社傘下となり、先代のGallardoのころから癖の少ない素直な運転感覚のスーパーカーになった印象を覚えさせており、Huracanも、2m近い車幅への気遣いのほかは、目線の低さ以外は運転をしているうちにスーパーカーを操っているといった特別な感覚が薄れていく。気遣いを感じた車幅も、昨今のフラッグシップ4ドアサルーンあたりと実は変わらないため、間もなく気にならなくなった。
ラグジュアリー・スーパー・スポーツカーと位置付けられるHuracanの艶やかな室内
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