ドイツVolkswagen(VW)社の小型ミニバンである「ゴルフ トゥーラン」が、11年ぶりに全面改良した。そして、7代目「ゴルフ」から始まったMQB(横置きモジュールマトリックス)による生産方式を、ミニバンとして初採用する。MQBとは、エンジンを横置き搭載する車種のプラットフォーム戦略で、品質や安全性などVW車共通の高い商品力に仕立てる手法である。
新型「ゴルフ トゥーランは、MQBの成果として、その走りの質で、評価の高いゴルフ7と共通する確かさを伝えてきた。
エンジンは、ゴルフ7でもHighlineに搭載されている排気量1.4Lのターボチャージャー付きで、最高出力は10PS高い110kW(150PS)である。トルクは、毎分1500回転から最大値250N・mを発生する能力を備える。変速機は、ツインクラッチ式の7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)だ。