ドイツBMW社は、「iブランド」でプラグインハイブリッド車(PHEV)のスポーツカー「i8」を市販しているが、BMWブランドとしてのPHEVは、今回試乗した「X5 xDrive40e」が初となる。これには、i8で採用した技術が応用されている。

 PHEVは、日常的な短距離走行では電気自動車(EV)同様にモーターのみで走行することが可能であり、リチウムイオン電池に充電された電力を使い切った後は、エンジンで走行を続けることができるととともに、回生時に充電した電力をエンジンと併用することもできる。

 X5 xDrive40eには、2.0L直列4気筒ターボエンジンと、モーター、そして8速AT(自動変速機)が組み合わされている。

試乗したX5 xDrive40eは標準モデルだが、ほかにxLine、M Sportのグレードを選べる
試乗したX5 xDrive40eは標準モデルだが、ほかにxLine、M Sportのグレードを選べる
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カーナビゲーション画面横に、走行状況のモニターが映し出される
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