各家庭に届けられたインターネット回答の案内
各家庭に届けられたインターネット回答の案内
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 2015年は10年に一度の日本国国勢調査の年に当たります。10年前の調査がどうだったか確かなところは覚えておりませんが、おそらく今回は初めてインターネットによる調査が導入されることになりました。情報の提出が紙だけではなく、インターネットを通じて行われるので、パソコンやスマートフォンから出すことができるようになります。

 おそらくみなさんのご家庭にもその書類が届いていることかと思います。私のところにも「平成27年国勢調査 インターネット回答の利用案内」(2015 Population Census A Guide to the Online Census)なる文書が来ました。

 私自身はインターネットを通じて、プライベートな情報を出すことにあまり前向きな方ではないので、気が進まなかったのですが、紙での回答もそれなりに煩わしいことなので、とりあえず私のパーソナルコンピュータで試してみることにしました。

 サイトへのアクセスは、書類に記入されていたIDとパスワードを使って、それほど難しくなくできました。回答には15~20分かかるので、時間に余裕を持って当たって欲しい旨の注意書きがあります。質問項目は十数件で、回答者が現在どの段階にいるのかを示す表示があります。初めの方の質問は、比較的単純で、選択肢から選ぶものも多いので、大した問題もなく進みました。

 ところが、途中から記述式の質問が増え、簡単に答えられないか、本人に確認しなければならない内容も出てきたので、作業を一旦中断せざるを得なくなりました。データとして持っていても、入力に躊躇するものもありました。そこで困ったのが、それまでに入力した情報を、ホールドしておく方法が分からないのです。

 無理にステップを進めようとすると、情報が未入力、そのまま完了させようとしても、入力した情報が失われる旨の警告が出ます。それでも、仕方がありません。私は入力作業を中断し、後日家族の情報を確認した上で、入力作業を改めて行いました。初めに入力したデータは全て失われているので、ゼロからのスタートです。さすがに2回目ですので、入力作業は順調に進み、15分ほどで終えることができました。