米国でデジタルヘルス関連ベンチャーへの注目がにわかに高まったのは2014年ごろ。同年、ベンチャーキャピタル(VC)から米国デジタルヘルス関連ベンチャーへの出資金額が前年比2倍以上に急増しました。その後、同出資額はやや横ばい傾向でしたが、2017年は前年を大きく上回る形で過去最高を更新したようです(関連記事)

 翻って日本ではどうなのか。約1年前に本コラムで掲載した記事「この62社のベンチャー、すべて知っていますか?」で触れたように、国内デジタルヘルス関連ベンチャーの大型資金調達の話題も、ここ数年、少しずつ目立ち始めています。

 それ以前に、国内ではいつごろからデジタルヘルス関連ベンチャーが増えてきたのか。それを探るべく、2017年12月11日に発行した日経デジタルヘルス年鑑2018の第4章「ベンチャー/スタートアップ総覧」に掲載した101社(以下参照)の設立年をプロットしてみました。

プロット対象の101社。『日経デジタルヘルス年鑑2018』の第4章「ベンチャー/スタートアップ総覧」では、この101社に関する企業・事業概要のほか、主要メンバーの経歴、将来の事業展望、株式上場/業務提携の意向の有無、提携先への希望などを共通フォーマットで掲載している
プロット対象の101社。『日経デジタルヘルス年鑑2018』の第4章「ベンチャー/スタートアップ総覧」では、この101社に関する企業・事業概要のほか、主要メンバーの経歴、将来の事業展望、株式上場/業務提携の意向の有無、提携先への希望などを共通フォーマットで掲載している
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