なぜ「継続ドライバ」がカギになるのか

 なぜ、今後のヘルスケアサービスに「継続ドライバ」がカギになるのかを整理します。

●ヘルスケアサービスの進化のためにも継続ドライバ
 ヘルスケアサービスは、今後成長期に入り顧客生涯価値を追求するコミュニケーション戦略をとり、マネタイズポイントも開拓していく顧客関係性の継続をベースにしたビジネスモデルになっていくと思われます。その際に顧客ステージにマッチした関係性継続のための技術として自社で継続ドライバを使いこなせるか否かは重要なポイントになります。

●プロセスデザインと継続ドライバ
 今後のヘルスケアサービスの特徴の一つにデジタルだから可能になる顧客とのタッチポイント開発の自由性があります。いつもで顧客とつながっている状態の常態化です。顧客との接触可能性が広がるのですが、顧客の欲しい成果への意味ある納得共感の伴ったコトづくりをプロセスデザインし推進してく技術として継続ドライバは有効だと思われます。

 北米で先行しているヘルスケアサービスで拡大している事業のほとんどでは、何らかの継続ドライバが活用されています。今後日本のヘルスケアサービスは顧客との関係性の中で価値創造提案をいかに継続していくかという意味で継続ドライバを自社流に磨いていくことが重要になります。