歩行者の運動エネルギーと太陽光エネルギーを併用したLED街路灯
さらにラスベガス市は、ニューヨークに拠点を持つEnGoPLANET社とパートナーシップを組み、独立系太陽光発電と歩行者の運動エネルギーを活用するLED街路灯をアート街と知られているボルダープラザに導入すると、発表した(図4)。
ポールの上に設置されている太陽電池の他に、人間の歩行エネルギーを吸収して電力を生み出すというパッドが歩道に埋め込まれている。街路灯にはモーションセンサーが設置されており、歩行者がいるときは必ず電灯が灯り、誰もいない時は電力を節約するようになっている。
街路灯は電灯を灯すほか、センサーで空気の質、温度、湿度、モニターで交通量を測るなど役に立つ情報もクラウドを通して提供する。さらに、Wifiのホットスポット、スマートフォンなどの充電用にUSBポートも備わっている。