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スマホ、カメラ、センサ市場を斬る TSRレポート

自動運転時代の車載カメラ、その市場動向を読む

  • 駒田 隆彦=テクノ・システム・リサーチ アシスタントディレクター
  • 2017/04/05 00:00
  • 1/4ページ

 本稿では、市場の大きな成長が期待される車載用カメラシステムについて、市場の現状と将来展望を解説したい。

 日本では、国土交通省がASV(先進安全自動車)推進会議として1991年から、自動車事故の低減に向けた技術検証などの取り組みに着手。世界に先駆けて、安全運転への取り組みを進めてきた。

 世界では2009年11月にモスクワで開催された世界閣僚会議において、2011~2020年の10年間で交通事故による死者数を半減する目標が設定され、これを受けて取り組みが本格的に始まった。

 具体的には、自動車先進地域の北米と欧州および日本がNCAP(New Car Assessment Program)を立ち上げた。中でも牽引役となったのがEuro NCAPである。LCW(白線検知)、FCW(前方障害物検知)、TSR(交通標識検知)、PD(歩行者検知)、AEBS(自動ブレーキシステム)などのアプリケーションを段階的に予防安全のポイント対象とし、このポイントを取得することで保険の優遇措置などのメリットが得られるようにした。

 Euro NCAPのポイント取得に向けた取り組みが活発化したことで、ADAS(先進予防安全システム)への取り組みが本格化。衝突安全や自動運転への関心の高まりから、予防安全技術のさらなる高度化と市場拡大への期待が高まっている。

 こうした状況を背景に、2015年に7766万台、40.7億米ドル規模だった車載用カメラシステムの市場は、2016年には9540万台、48.6億米ドルに拡大した。今後もさらなる市場拡大が予想され、2024年には2億125万台、122.8億米ドル規模に達すると我々は見ている(図1)。

図1●車載カメラのシステム別市場予測
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