富士通は2017年5月23日、ジャスダック上場の電子部品商社であるソレキアに対するTOBが不成立になったと発表した。ソレキアは1958年の創設以来、富士通グループの系列商社として事業を行ってきたが、個人投資家の佐々木ベジ氏が2017年2月からソレキアへのTOB(株式公開買い付け)を開始しており、「大株主の立場でソレキアの業績を立て直したい」と主張していた。富士通はこの動きに対抗すべく、同社を完全子会社化することを画策したが、これを実現できなかったことになる。
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