2015年10月27日に台湾AUO社が発表した2015年第3四半期(7~9月期)決算は、前年同期比で減収減益となった。売上高は892億9900万台湾ドル(前年同期比-16%、前四半期比-3%)、売上総利益は91億4800万台湾ドル(同-41%、同-23%)、営業利益は33億9300万台湾ドル(同-61%、同-47%)、当期利益は34億6300万台湾ドル(同-53%、同-23%)である。

 売上総利益率は10.2%(第2四半期は12.8%)、営業利益率は3.8%(同6.9%)、当期利益率は3.9%(同4.9%)となり、いずれも第2四半期比で低下した。EBITDAは148億7200万台湾ドル(前年同期比-34%、前四半期比-20%)、EBITDAマージンは16.7%(第2四半期は20.2%)である。

 太陽電池などを除くディスプレーセグメントは、売上高が822億3600万台湾ドル(前年同期比-19%、前四半期比-4%)、営業利益が36億1500万台湾ドル(同-61%、同-47%)、EBITDAが143億7200万台湾ドル(同-35%、同-22%)。営業利益率は2014年第2四半期以来、5四半期ぶりに5%を割り込んだ。