アクセス記事ランキング(8/24~9/24)
エネルギー
1 鬼怒川の氾濫で太陽光設備が浸水、建設時の工事に問題視も
2 「ベストミックスの“敗者”は原発。再エネはFIT後に自立的に普及へ」東京理科大・橘川教授に聞く
3 設計の不備をあえて見過ごす太陽光発電所
4 水素、蓄電池、コンデンサを最適に使い分け
5 重さ4トンの巨大円盤が動いた!
6 【第2部:技術動向】性能2倍の蓄電池登場、圧縮空気や蓄熱も新展開
7 近づく電力小売の完全自由化、需給調整の自動化に挑む
8 鬼怒川の氾濫、「造成には関与せず」、低圧連系側の事業者が声明
9 パネルを新製品に代え「過積載率」を高めた岡山・鴨方のメガソーラー
10 世界初、移動可能な独立型太陽光カーポート、再生可能エネルギー100%でEV充電
11 動いた!重さ4トンの巨大円盤、超電導フライホイールが試験運転
12 水素社会は切り札論、急浮上の不可思議
13 東北工場から世界を狙うソーラーフロンティア
14 茂原市の市有地を活用した地域貢献型メガソーラー
15 メガソーラーの出力変動を超電導フライホイールで平準化
16 「水害時の太陽光設備に感電の恐れ」、JPEAが注意を喚起
17 パネル設置後の小学校で、基準値超の「トルエン」
18 ミョウガやサカキと太陽光を分け合う、熊本の営農型発電所
19 太陽光で水素生成、17年ぶりに記録更新
20 4トンの超電導フライホイール、山梨県で実証実験

 関東・東北の各地に大きな被害をもたらした記録的な集中豪雨。大雨が続いた茨城県常総市では9月10日、鬼怒川の堤防が決壊。一時23人が行方不明になりました。

 日経テクノロジーオンラインのテーマサイト「エネルギー」の9月のアクセスランキングで第1位となったのは、「鬼怒川の氾濫で太陽光設備が浸水、建設時の工事に問題視も」でした。第8位には「鬼怒川の氾濫、『造成には関与せず』、低圧連系側の事業者が声明」。そして第16位には、「『水害時の太陽光設備に感電の恐れ』、JPEAが注意を喚起」がランクインしました。

 鬼怒川の堤防が崩落した原因として、メガソーラー建設を指摘する声が上がっています。鬼怒川と宅地の間にあった丘陵地をメガソーラーを建設するための造成工事で削ってしまった、というのがその理由です。メガソーラーを手掛ける事業者は否定しているものの、“メガソーラー犯人説”は未だ消えていません。しばらくは混乱が続きそうです。

 このほかランキングには、蓄エネ技術に関する話題が並びました。なかでも、目立ったのは鉄道総合技術研究所のフライホイール。9月3日に山梨県の実証試験用施設が稼働し、メガソーラーの出力変動をフライホイールで吸収する試みが始まりました。実証については、第15位の「メガソーラーの出力変動を超電導フライホイールで平準化」で報じています。

 さらに、第4位の「重さ4トンの巨大円盤が動いた!」と、第11位の「動いた!重さ4トンの巨大円盤、超電導フライホイールが試験運転」では、鉄道総合技術研究所が公開した超電導フライホイール蓄電システムが実際に動く様子が動画で見られます。百聞は一見にしかず。ぜひ文字と動画の両面から、動き出した新技術をご堪能ください。