今回のランキングをまず、眺めてください。日経テクノロジーオンラインにはあまり見かけない2文字が見つかります。そう「モテ」です。どちらも、是非、読んで欲しいすばらしい記事ですが、タイトルに入る“モテ”の2文字で思わずクリックした読者も多かったのではないかと推測します。人ってやっぱり、(自分も含めて)モテには敏感だな、と確認してニヤリとしてしまいました。

 さて、2位はFOVE CEOの小島由香氏が執筆した「起業家がモテない、2つの理由」。3月に掲載されたにも関わらず、カムバックしてきました。起業家がモテない理由については是非、読んで欲しいですが、まあそうだろうなという想像の範囲内でした。一番気になったのは、MMK(こちらも記事を読んでください)という、日本起業家界のある重鎮です。誰なのでしょうか(こちらの答えは記事には書いてありません)。

 4位の株式会社盛之助 代表取締役社長 川口氏が執筆した「クールジャパンとモテる男の条件」はタイトルのちゃらさとは程遠い、非常に読み応えのある内容です。クールとは「浮世離れした才能」と喝破し、浮世離れした才能の持ち主のランキングによって、世界の中の日本をランク付けしています。結果については是非、記事をお読みください。

 めでたいことに、18位にランクインした「内面と外面」は、システム・インテグレーション代表取締役の多喜氏のコラム「リアル言えない大事」の第100回になります。今回もまた、多喜節炸裂で、人によって接し方を変えることの浅はかさをユーモアを交えながら説いています。この外面(そとづら)と内面(うちづら)を征した人は、女性からも男性からも、やはりモテそうです。