図1 画面が割れたiPhone
図1 画面が割れたiPhone
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 2016年9月16日、米Apple社の「iPhone 7/7 Plus」がいよいよ発売になる。日経テクノロジーオンラインと日経エレクトロニクスは、スマートフォンやタブレット端末などの修理ツールや修理部品、修理マニュアルを手掛ける米国のベンチャー企業iFixit社と手を組みiPhone 7/7 Plusを分解し、そのレポートをお伝えする予定である(特設サイトはこちら)。

 1カ月ほど前に、筆者の隣の席に座るI編集委員のiPhone 6 Plusの画面が割れていることが判明した(図1)。聞けばPokémon GOのプレー中、モンスターボールを投げる際に落としてしまったという。「来日するiFixit社の技術者に修理してもらったらどうですか」と筆者が言ったところ、I編集委員は乗り気になり、修理を依頼する旨のメールをiFixit社に送った。iFixit社からの返信メールには「修理を承ります。自社のエンジニアなら5分で修理できるでしょう」と書いてあった。そして9月15日iFixit社のiPhone分解チームが日経テクノロジーオンライン編集部にやってきた(図2)。

図2 来日したiFixit社のチーム。左からTeardown EngineerのAndrew Goldberg氏、GuidekeeperのSamantha Lionheart氏、Easy WriterのJeff  Suovanen氏
図2 来日したiFixit社のチーム。左からTeardown EngineerのAndrew Goldberg氏、GuidekeeperのSamantha Lionheart氏、Easy WriterのJeff Suovanen氏