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エディターズ・ノート

「第4次産業革命」や「IoT」と聞いて、何を思い浮かべますか

  • 高野 敦
  • 2017/03/06 05:00
  • 1/1ページ
トークセッション会場の様子
トークセッション会場の様子
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 先般、「『第4次産業革命』トークセッション&交流会@渋谷 ―ニッポンのIoTはどこにいくのか―」と題したイベントが開催されました。同イベントは、「システム コントロール フェア 2017(SCF2017)/計測展2017 TOKYO」(2017年11月29日~12月1日、東京ビッグサイト)のテーマを先行的に議論するために企画されたものです。

 スピーカーには、ロボット革命イニシアティブ協議会の水上潔氏(インダストリアルIoT推進統括)、シーメンスの神澤太郎氏(デジタルファクトリープロセス&ドライブ事業本部ビジネスエクセレンスグループマネージャ)、SAPジャパンの村田聡一郎氏(インダストリークラウド事業統括本部IoT/TR4ディレクター)と各業界のキーパーソンが名を連ねました。参加者は30人ほどで、食事をとりつつスピーカーの話に耳を傾けたり、自分の疑問や意見をスピーカーに投げ掛けたりと、和やかな雰囲気で進みました。

 このトークセッションは、水上氏の提案もあって「みんなが本音で語る」というルールに沿って進行したので、筆者も正直にいえば、“良くも悪くも”かみ合っていない場面が多かったように思います。議論のテーマがあちこちに飛んで、なかなか収束しなかったという方がより正確かもしれません。つまり、一口に「第4次産業革命」「IoT」といっても、参加者が関心を持っているのはビジネスモデルだったり、あるいはセンシング技術の動向だったり、はたまた人材だったりとバラバラなので、1つのテーマについてじっくり議論して何らかの結論を出すところまでたどり着かなかったのです。

 とはいえ、“良くも悪くも”と書いた通り、それによって得られたことや見えてきたこともあると個人的には思いました。確かに、結論を出すことが目的なのであれば、主催者なりスピーカーなりが事前にテーマを設定し、それについてだけ議論するというような誘導の仕方もあるでしょう。しかし、それでは「本当は○○について知りたいのに」という参加者のモヤモヤを晴らすことはできません。今回のトークセッションの企画者でもある水上氏の意図は、まさにモヤモヤを晴らすことにありました。時間の関係などもあって明確な結論は出なかったわけですが、それでも「自分の聞けたいことが聞けた」「こんなことを考えている人もいるのか」というのが分かったのは、参加者にとってなかなか得がたい経験だったと思いますし、筆者としても貴重な機会でした。

 水上氏は、トークセッションを企画したきっかけについて、「職場ではなかなかこういった話をできないから」と語っていました。日常の業務や世間の動向に追われて、ゼロベースで議論することがなかなかできない中、意識的にこのような場を設けるのが重要なのかもしれません。

■変更履歴
記事掲載当初、SAPジャパンの村田氏の名前と肩書きの記載が間違っていました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2017/3/7 10:30]

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