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HOME新産業異業種連携エディターズ・ノート > リアル開発会議2周年、新事業創出は“当事者づくり”

エディターズ・ノート

リアル開発会議2周年、新事業創出は“当事者づくり”

  • 狩集 浩志
  • 2016/03/02 05:00
  • 1/3ページ

 2014年春に「リアル開発会議」を立ち上げてから、まもなく2年が立とうとしています。新事業創出と異業種連携を推進するコミュニティーを形成することは目指し、会員誌を5号発行し、14にも上る開発テーマを掲げて参りました。さらに、新ビジネス創出講座「ビズラボ」を3回開催しつつ、富士通さんとコラボした講座も実施しています。

会員誌は5号まで発刊中

 おかげさまで、異業種の企業同士のマッチングが成功したり、開発テーマがいい感じに進捗したりするなど、いくつもの成果が出てきています。詳細は、2016年の春に発行する会員誌で紹介していく予定です。

 2年という歳月、新事業を創出する場を提供していく中で、とても重要な要素に気付きました。それは、新事業の成否は“当事者づくり”に尽きるということです。これまで様々な企業の方々とお会いし、一緒に議論をしたり、お酒を飲んだり、はたまた、いろんなところに出かけたりと貴重な体験を重ねていますが、面白いことに新しいアイデアを生み出すことは、どんな企業でも誰にでもできることだと確信しています。

 問題はそこからです。アイデアをアイデアのままで終わらせずに、事業として構築していくには、自身の会社の中に当事者として「これをやりたい」という自発的に行動する人を作り出すことが絶対不可欠なのです。

 しかしながら、実際の仕事の現場では、こうした意識付けや行動を起こさせるための取り組みが少ないのではないでしょうか。例えば、上司から言われたことを達成するだけのノルマ的な作業に注力し、売上高や利益率ばかりをいまだに追いかけるといった仕事のやり方です。高度成長期など右肩上がりの時代であれば、これで十分だったわけですが、産業が成熟した今日では、これまで通りのやり方では、じり貧になっていく市場の中で、真綿で首を絞められるように売上や利益が減っていくことでしょう。

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